パンテトン酸の効果。
ビタミンB群の中でも、あまり知られていないパントテン酸の効能を、わかりやすく解説しています。脇役的なイメージですが驚きの効能を持っています。
パントテン酸は肌や髪を健康に保ちます。
ビタミンCがコラーゲンを生成する時に欠かせないのがパントテン酸です。
コラーゲンは肌や髪を美しく保つのに重要ですので、不足すると、肌荒れや抜け毛と言った症状が発生しやすくなります。シャンプーや養毛剤にも使用されている場合もあります。
ニキビの予防や改善をしてくれます。
ビタミンB2同様に、肌と深いかかわりを持っているパントテン酸は、脂質を分解し、にきびの原因である、脂っぽい肌を防ぎます。ストレスの緩和にも役立つ事から、ストレスによるにきびにも効果を発揮します。
ストレスを緩和してくれます。
人間がストレスを感じた時などに作られる副腎皮質ホルモンの合成をパンテトン酸が助ける事で、ストレスの緩和に役立ちます。 ビタミンCとともに抗ストレスビタミンと呼ばれています。
化学化合物の解毒をします。
パントテン酸から生成されるコエンザイムAという補酵素が、科学化合物である除草剤、殺虫剤などの有害な物質に対する解毒作用あるといわれています。
免疫力のを高めてくれます。
ビタミンB6や葉酸と協力してに、免疫力を高めるためのたんぱく質の生成を行います。それぞれが連携、協力して作用している為、ビタミンB6、葉酸と同時に摂取する事で、効率や効果が格段に高まります。
パンテトン酸の多く含まれる食品
食品100g当たりに、パンテトン酸がどれくらい含まれているのかを表にしました。ちなみに、推奨摂取量は、成人女性で1日5mgです。
鶏レバー | 10mg |
豚レバー | 7.2mg |
牛レバー | 6.4mg |
ニジマス | 2.4mg(中1尾) |
納豆 | 4.3mg(2パック) |
牛乳 | 0.6mg(1/2本) |
シシャモ | 2.0mg(約6尾) |
欠乏症と過剰症の解説
欠乏症
一般的に不足している方は少ないと言われていますが、不足すると、成長停止や副腎傷害、胃不快感を伴う食欲不振などを引き起こします。
過剰症
厚生労働省では、上限量の設定もされておらず、過剰症の報告もありません。
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